ガンバ大阪の松波正信監督と宇佐美貴史が3日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ第4節、チェンライ・ユナイテッド戦(日本時間4日・25時)の前日会見に出席した。グループHで2位につけるG大阪は、残り3戦に全勝すれば『自力で』決勝トーナメント進出が決まる。

上写真=チェンライ・U戦の前日会見で意気込みを語る宇佐美貴史(写真提供◎ガンバ大阪)

出し切るぐらいの一戦にしたい(松波監督)

 前節のショックを引きずることなく、目の前の一戦に集中している。前日会見に出席した松波監督も宇佐美も、口をそろえた。

「グループステージ突破をするために非常に大事な一戦になる。また、前回の試合で悔しい引き分けだったのでしっかり勝ち点3を取れるようにしたい」(松波監督)

「ギリギリで追いつかれて悔しい思いもさせられてますし、その悔しい思いを、チーム全員でチェンライにぶつけて何が何でも勝てるようにしていきたい」(宇佐美)

 グループステージ3試合を消化し、1勝2分けでH組の2位につける。首位に立つ全北現代との勝ち点差は2。つまり、前節のチェンライ戦でアディショナルタイムに追いつかれ、落とした2ポイント分の差が生まれた格好だ。しかし、状況は整理されている。残り3戦に勝てば、首位通過が決まる。松波監督は「3連勝すればグループ突破。その初戦になるので(4日のチェンライ戦は)非常に大事になってくるし、ここを勝てないと3連勝というのはないわけで、チーム全員で(力を)出し切るぐらいの一戦にしたいと思います」と意気込みを語った。

 悔しいドローとなった前節の試合はターンオーバーで出場せず、疲労回復に努めた宇佐美も「僕だけじゃなく、チーム全員疲労がたまっている状態でしたし、ゲームに出ないことで次の試合に向けていいコンディションを作りやすくなった。チーム全員が良い状態になっているということもありますし、誰が出てもいい、出られる選手がいる、ガンバはそういうトップレベルのチームだと思う」と必勝を誓った。

 突破に向けて取りこぼせないチェンライ・Uとの再戦。日本時間4日の25時、「出し切る」覚悟でG大阪は勝利をつかみにいく。


This article is a sponsored article by
''.