5月31日、鹿島アントラーズのエヴェラウドが練習後のオンライン取材に応じた。前日に行なわれた前節の川崎フロンターレ戦では終了間際に失点して敗れた。リーグ戦は中断するが、6月2日にはルヴァンカッププレーオフステージの清水エスパルス戦が待ち受ける。
上写真=5月31日、鹿島アントラーズのトレーニングを行なうエヴェラウド(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「昨日の試合に出られたことはうれしい」
首位を独走する川崎Fとのアウェーゲームに臨んだJ1リーグの前節は悔しい敗戦となった。一時は上田綺世のゴールで同点に追いつきながらも、後半アディショナルタイムに失点を喫し、相手に勝ち点3を奪われた。
ただ、その試合でエヴェラウドが第9節札幌戦以来の戦列復帰を果たし、86分から数分間にわたりプレー。「時間が空いてしまったけれど、昨日の試合に出られたことは、まずはうれしいです」と、公式戦のピッチに戻ってきたことを喜んだ。
代表ウィークのためにリーグ戦は中断するが、その間も鹿島の連戦は止まらない。6月2日と6日には清水とのルヴァンカッププレーオフステージの2試合が待ち受けている。まずはアウェーに乗り込んでの第一戦。「アウェーでできる限り良い結果を残して、次のカシマでの一戦に臨むということが一番大事になってくるんじゃないかと思っています」と、エヴェラウドは2日のアウェーゲームに集中する。
「Jリーグとは違う形の大会。ここからは勝ち抜き戦というか、負けたらアウトの状況なので、生き抜くために相手を倒さなければいけません」
復活したエヴェラウドと共に、深紅の戦士たちはまた新たな戦いへと向かっていく。