4月27日、鹿島アントラーズの相馬直樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。J1リーグ前節のヴィッセル神戸戦は引き分けに終わったものの、就任後は公式戦2勝1分けといまだ無敗。28日には中3日という連戦の中、サガン鳥栖とのルヴァンカップ第4節に臨む。

上写真=オンライン取材に応じた鹿島アントラーズの相馬直樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「近いうちに彼の姿がピッチに」

 相馬直樹監督が就任してからは、公式戦2勝1分けとチームは復調しつつある。しかし、J1リーグ前節の神戸戦では上田綺世が負傷。右肘関節内側側副靭帯損傷および右上腕骨裂離骨折と診断され、約3週間の治療期間を要す見込みだ。相馬監督は「当然、ケガはつきものです」と話すが、前節も同点ゴールを奪ったエースストライカーの離脱は、チームにとって大きな痛手だろう。

 ただ、その中でディエゴ・ピトゥカとアルトゥール・カイキの両ブラジル人選手が実戦へ着々と準備を進めている。特に合流が一足早かったディエゴ・ピトゥカについては「だいぶコンディションも上がってきている。どういう形になるかは分かりませんが、連戦なので近いうちに彼の姿がピッチに立つこともあるんじゃないか」と、デビューが近づいていることを相馬監督は示唆した。

 今後も5月末まで、中2日、中3日での連戦が続いていく。指揮官は「ファイティングポーズを取れる選手で戦っていくしかない」と総力を挙げて向かっていく構えだ。翌28日にはルヴァンカップ第4節の鳥栖戦に臨む。

「とにかく、まずは目の前のところに向けて準備していきたい。やはり勝ち点3を取ることが大事。目の前に勝ち点3はあるので、それを奪い取ることに向けて、全員の力を集められるようにしたいと思っています」

 1試合ずつ勝利をつかんでいくために、相馬監督と深紅の戦士たちは目の前の試合に全力を傾ける。


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