4月19日、鹿島アントラーズの荒木遼太郎が練習後のオンライン取材に応じた。相馬直樹監督体制の初陣となった17日の徳島ヴォルティス戦では完封勝利を収めた。荒木遼太郎は勢いそのままに、20日のルヴァンカップ第3節北海道コンサドーレ札幌戦でも勝利を狙う。

上写真=4月19日、鹿島アントラーズのトレーニングを行なう荒木遼太郎(写真◎KASHIMA ANTLERS)

中央でのプレーに手応え。「自由にできました」

 4月17日に行なわれたリーグ戦の前節徳島戦で、荒木遼太郎は中央のポジションでプレーした。FW上田綺世よりもやや下がった位置でパスを受けてはボールを裁き、攻撃を組み立てた。守備では「自分と綺世くん(上田)で2トップみたいになって守備をすることを言われていました」と相馬直樹監督からの指示通りに、最前線でプレスを仕掛けたり、ブロックを築いた。

「フォワードの綺世くんの下の位置でプレーすることになります。真ん中では結構自由に動けるので、綺世くんとうまく連係を取りながら、自由にプレーできました。前半のいい時間帯に点を奪えて、そこからチームとしてもまとまって守備ができて、(失点)ゼロで終われたことがよかったと思っています」

 ザーゴ前監督の下では左右のサイドアタッカーとしてプレーすることが多かったが、相馬監督体制下の初陣ではトップ下、あるいは1.5列目とも呼ばれる位置で先発出場し、手ごたえをつかんだ。

 そんな新指揮官について、「頼もしい。ついていきたくなる監督」と語る荒木。20日には、徳島戦から中2日でルヴァンカップ第3節の札幌戦に臨む。相馬監督の下で2勝目を挙げるため、そして荒木がプロ入りしてから1度も勝利を奪えていない難敵を破るため、闘志を燃やしている。

「札幌には昨年から勝っていません。次はルヴァンカップの戦いとなりますが、必ず勝ちたいです」

 相馬監督の下でも成長を続ける深紅の13番は、次の札幌との一戦に照準を合わせる。


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