Jリーグが2月24日にも開幕戦の対戦カードごとにオンライン会見を開催。開幕からいきなり組まれたヴィッセル神戸とガンバ大阪の関西ダービーが注目だが、郷家友太と昌子源が勝利を誓って「オンラインバトル」を繰り広げた。

上写真=お互いに開幕戦の必勝を誓う郷家友太(左)と昌子源(写真◎スクリーンショット)

■2021年2月27日(土)17:00KO J1第1節(@ノエビアスタジアム神戸)
ヴィッセル神戸 対 ガンバ大阪

郷家が狙うは二ケタゴール!

 開幕戦はやはり特別だ。しかもそれが、関西ダービーであれば、なおさらだ。2月27日、ヴィッセル神戸対ガンバ大阪は17時キックオフ。

「チームとしてもキャンプでしっかりやりたいことを落とし込めてきているので、自信を持って開幕に臨みたいと思います」

 神戸の郷家友太がこう切り出せば、G大阪の昌子源はこう返す。

「開幕は非常に特別な感じがありますし、これまでやって来たことを開幕戦でしっかり出せるようにピッチで表現するだけだと思っています」

 ともに2021年シーズンに狙うのは上位進出だ。神戸は昨季のJ1リーグでは14位と沈んだが、AFCチャンピオンズリーグでベスト4入り。再びアジアの舞台に戻るべく、出場権獲得のためにリーグ戦で結果を求めている。G大阪は昨季はリーグ2位。もう一つ上の場所を、そしてACLでのてっぺんを目指して進んでいくシーズンだ。そのための最初の勝利を関西のライバルからもぎ取って、スタートダッシュにつなげたい。

 郷家がやるべきこととして見据えているのは、ゴール。

「個人の目標として、二ケタゴールを狙っていきたいと思っています。サポーターの皆さんにとっては去年は納得のいく順位ではなかったと思いますので、最初からサポーターを喜ばせる試合をいくつも見せたいと思います」

 昌子は個人的に目標を設定しないタイプだという。

「これまでも個人的な目標を決めるタイプではないのですが、チームの目標である優勝ができるようにやっていくのが個人的な目標になります。サポーターの皆さんはコロナ禍で今シーズンも始めから大変だと思いますが、昨年は2位だったので優勝できるように戦い方をしっかり見てほしいし、勝っている姿をどんどん見せたいと思っています」

 その昌子は開幕戦で、神戸の「個人力」に最大限の注意を払っている。

「神戸さんはよくイニエスタ選手のことが言われますが、日本人選手のクオリティーも高いですし、日本代表でやっていた選手もいます。試合中に彼らの特徴を瞬時に理解する必要がありますね。実際にやってみないと分かりませんが、神戸のやりたいサッカーをアンテナを張ってチームで共有したいと思います。もちろん神戸に限らず、どのチームも不気味に感じています」

 郷家はG大阪のスキのなさを警戒している。

「去年、おととしとやってきて、全員の技術が高くて前線にすごいストライカーたくさんいて、一瞬で点を取られてしまう、というのがガンバの印象です。だから、簡単なミス、自分たちでリズムを崩すようなプレーは避けていきたい」

 それぞれに牽制し合いながらのオンラインバトル。ピッチでの勝負に勝つのはどちらだ?


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