2月17日、鹿島アントラーズの「2021新加入選手発表会見」がオンライン配信で開催された。小泉文明代表取締役社長をはじめ、新加入選手の林尚輝、須藤直輝、早川友基、常本佳吾、舩橋佑が出席。小川優介とアルトゥール・カイキ、ディエゴ・ピトゥカは欠席した。

上写真=鹿島アントラーズの新加入選手。左から舩橋、須藤、林、常本、早川(写真◎KASHIMA ANTLERS)

小泉社長「リーグ優勝が最大のミッション」

 新たに深紅のシャツをまとって戦う選手たちが、鹿島アントラーズの「2021新加入選手発表会見」に臨んだ。政府の新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言により来日できていない新外国籍選手のMFアルトゥール・カイキ(←アルシャバブ/サウジアラビア)とMFディエゴ・ピトゥカ(←サントス/ブラジル)、体調不良のMF小川優介(←昌平高)を除き、DF林尚輝(←大阪体育大)、MF須藤直輝(←昌平高)、GK早川友基(←明治大)、DF常本佳吾(←明治大)、MF舩橋佑(←鹿島ユース)の5人の新戦力が参加した。

「才能豊かな新たな選手たちの加入により、チームのクオリティーを引き上げていきたい。また、新しい外国籍選手も2名おり、今は緊急事態宣言でいつ入国できるかも分からない状況ですが、きっちりとチームにアジャストできるように体制面も強化していきたいと思っています」と小泉文明代表取締役社長。また、出席した5人の選手もそれぞれ抱負を述べた。

 明治大から加入した早川は「鹿島アントラーズに入団できたことを非常にうれしく思います。また、鹿島アントラーズで自分の武器を生かして、タイトル獲得に全力で貢献したいと思います」、昨季は特別指定でリーグ戦1試合にも出場している常本は「あらためて、この歴史と伝統のある鹿島に加入できたことをとても幸せに感じています。そして、大卒として、即戦力として、鹿島のタイトル獲得に大きく貢献できるよう、精進していきたいと思います」と語った。

 小泉社長は「攻守に積極的な試合運びで主導権を握る、昨シーズンのスタイルを継承していきたい」とザーゴ監督体制2年目の継続性を強調し、「クラブの至上命題として、国内3大タイトルの獲得を目指す。4年連続国内無冠ということで、再出発を図りたい。特に2016年シーズン以来、Jリーグの優勝から遠ざかっている。リーグ優勝が最大のミッション」と、タイトル奪還への強い思いを口にした。

 鹿島の新シーズン開幕戦は2月27日、ホームのカシマスタジアムで清水と対戦する。


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