上写真=セレッソ大阪加入が内定したダン・バン・ラム(写真◎Getty Images)
アジア最高峰のリーグでプレーすることは光栄
ベトナム代表GKのダン・バン・ラムがタイのムアントン・ユナイテッドFCから加入する。新規入国制限措置のため、来日後にメディカルチェックを経て、正式契約を結ぶことになる。
2019年のアジアカップ準々決勝では、ベトナム代表の一員として日本代表と対戦。冨安健洋のヘッド、南野拓実の至近距離からのシュート、遠藤航のミドルをことごとくストップするなど、好セーブを連発して日本を苦しめた、あのGKだ。PKによる失点で0-1で敗れたが、抜群の存在感を発揮していた。
「私がセレッソの一員になれること、アジアの最高峰のリーグでプレーすることはとても光栄です。これは私のキャリアの中で、とても大きな一歩となりました。近い将来、ベトナム人選手の需要はさらに高まると確信しています。ベトナム国に感謝を捧げます。そして、セレッソのファンの皆様に会えること、プレーを見せられることを楽しみにしています」
ベトナム・サッカーの伝道師としての決意も胸に、C大阪での活躍を誓っている。
ダン・バン・ラム(DANG VAN LAM)
■生年月日:1993年8月13日
■出身地:ロシア
■国籍:ベトナム/ロシア
■背番号:1
■身長/体重:188cm/88kg
■ポジション:GK
■経歴:ホアンアイン・ザライFC→ホアンアイン・アッタプーFC (以上ベトナム)→ドゥスラル・モスクワ→ロジナモ・モスクワ(以上ロシア→ハイフォンFC(ベトナム)→ムアントン・ユナイテッドFC(タイ)
■代表歴:U-19ベトナム代表、ベトナム代表、U-23ベトナム代表(オーバーエイジ)