上写真=2018年からプレーしていたFC東京との契約が満了した丹羽大輝(写真◎Getty Images)
ピッチ内外でチームを支えた
2020年シーズンのリーグ戦はわずか3試合の出場に留まったが、若手主体で臨んだ第20節の湘南戦やACLから帰国した直後の31節の広島戦で存在感を示し、長谷川健太監督も称賛を惜しまないパフォーマンスを披露。ACLでもグループステージ突破がかかったパースグローリー戦で先発し、丹羽はCBとして完封勝利に貢献していた。
常に準備を怠らず、出場機会を得れば全力でプレーするその姿勢は若手の見本でもあった。ベンチ外で遠征メンバーから外れた際にも若い選手に声をかけるなど、ピッチ外で果たしていた役割も大きい。実際、「大輝さんに支えられた」と話した選手も多かった。公式HPを通して、丹羽はメッセージを送っている。
「首都東京
感じた事、 学ばせてもらった事は数え切れません。伝えたいことは山ほどありますが、今後の自分の生き様を見て頂き、僕からメッセージをみなさんに送り続けます。出会えた全ての方に感謝。また笑顔でお会いしましょう。VAMOS TOKYO!!」
これからの生き様、発信されるメッセージに注目だ。
丹羽大輝(にわ・だいき)
■ポジション:DF
■生年月日:1986年1月16日
■出身:大阪府
■身長/体重:181cm/72kg
■経歴:ガンバ大阪→徳島ヴォルティス→大宮アルディージャ→アビスパ福岡→ガンバ大阪→サンフレッチェ広島→FC東京
■代表歴:U-15日本代表、U-16日本代表、U-17日本代表、U-18日本代表、U-19日本代表、U-20日本代表、日本代表