清水エスパルスは30日、大分トリニータからDF鈴木義宜を完全移籍で獲得したと発表した。宮崎産業経営大卒業後、大分で主軸を担い、降格も昇格も味わってきたCB。プロ7年目で新天地を求めることになった。

上写真=大分に在籍した6年は毎年ほぼフル出場していた鈴木義宜(写真◎J.LEAGUE)

新たな挑戦をしてきます

 ルーキーイヤーだった2015年から大分で定位置をつかむと、その後もチームを支えた。2019年にはキャプテン就任し、2020年シーズンも33試合に出場。頭部打撲の影響で5年ぶりにメンバー外になったことがニュースになるほどの存在だが、新シーズンは、新天地で迎えることになった。

「清水エスパルスの皆さん、来シーズンから一緒に戦うことになりました鈴木義宜です。エスパルスを強いチームにするため、 勝つために全力を注ぎます。一緒に強く逞しいチームにしていきましょう。よろしくお願いします」

 強い決意で清水に加わったのは、古巣・大分への感謝をつづったメッセージからもうかがい知れる。

「このたび、清水エスパルスに移籍することになりました。この決断に至るまでにたくさん考え悩みました。こんな僕をプロサッカー選手にしてくれた西山GМ、J3から指揮を執りチームと共に僕自身を成長させてくれた片野坂監督には感謝してもしきれないぐらい感謝しています。残留争い、J2入れ替え戦、降格、昇格争い、J3優勝、J1・J2昇格、どんな時でも様々な形で後押しをしてくれたファン・サポーターの皆さん本当にありがとうございました。
 6年間トリニータのために全力を注いできました。1つでも多く勝利を届けたい、戦っている姿を見て心を動かすようなプレーを届けたい、そんなことを思いながら過ごしてきました。そのような試合をどれだけ見せることが出来たか分かりませんが、苦楽を共にしてきた皆さんと一緒に戦えたことを本当に誇りに思います。
 大分の街は過ごしやく、この地を発つことはとても寂しく名残惜しいですが、新たな挑戦をしてきます。まだまだ貪欲に邁進し、大きく成?した姿を皆さんに見せられるよう頑張ってきます。6年間本当にありがとうございました」

 J3、J2、J1を経験しながらも、まだ28歳。文字通りチームを支え続けてきたCBは、プロ7年目にチャレンジの道を選んだ。

鈴木義宜(すずき・よしのり)
■ポジション:DF
■出身地:宮崎県
■生年月日:1992年9月11日
■身長/体重:184cm/72kg
■利き足:右


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