サンフレッチェ広島は12月28日、ヴァンフォーレ甲府DF今津佑太の完全移籍での加入を発表した。流通経済大から2018年に甲府に加入、J2リーグで3年間プレーして評価を高め、J1へとステップアップする。

上写真=甲府から広島への完全移籍が決まった今津(写真◎J.LEAGUE)

「甲府には本当に感謝しています」

 1995年7月8日生まれ、山梨県出身の今津は、流通経済大柏高(千葉)、流通経済大を経て2018年に甲府に加入。20年までの3年間で明治安田生命J2リーグ65試合に出場、3得点を挙げている。最終ラインの複数のポジションをこなせる能力の高さが評価され、J1へとステップアップすることになった。

 今津は甲府のクラブ公式HPを通じて「まずはじめに今シーズン、コロナ禍にもかかわらず、多大なるご支援をいただいたスポンサー様、サポーターの皆様ありがとうございました」と感謝のコメント。さらに「このたびサンフレッチェ広島に移籍する決断を致しました。3年前に僕を練習生から迎え入れてくれたヴァンフォーレ甲府には本当に感謝しています。地元でプロサッカー選手としてたくさんの人に応援してもらえることは、この上なく幸せでした。山梨は、ヴァンフォーレ甲府は、僕にとってとても居心地の良いところです」と、故郷のクラブへの想いを綴った。

 その上で「そんな大好きな地を離れてでも叶えたい夢があります。そして、その夢にチャレンジする姿は、きっと次世代の山梨のサッカー少年たちの希望になると信じています」と続けた。最後に「ヴァンフォーレ甲府の一員ではなくなってしまいますが、これからも応援よろしくお願いします。3年間ありがとうございました」と感謝している。

 また、広島のクラブ公式HPでは「ヴァンフォーレ甲府から移籍してきました。今津佑太です。パッションと向上心をもって、闘志剥き出しで闘いたいと思います」とあいさつ。「サンフレッチェ広島の勝利に貢献したいです。よろしくお願いします」と決意を述べた。


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