J1の湘南ベルマーレは14日、MF鈴木冬一がスイス・スーパーリーグ(1部)のFCローザンヌ・スポルトへ完全移籍することを発表した。メディカルチェック後に正式契約を結ぶ予定だという。

上写真=ローザンヌ・スポルトへ完全移籍するMF鈴木(写真◎Getty Images)

「2年間、ありがとうございました!」

 2000年生まれで大阪府出身の鈴木は、セレッソ大阪のアカデミー出身。年代別代表にも選ばれていたが、高校2年時の2018年3月にC大阪U-18から長崎総合科学大学附属高校へ移り、2019年度の全国高校選手権に出場した。高校卒業後の2019年より湘南に加入すると、プロ1年目からJ1リーグで22試合に出場。今季は7月8日の横浜F・マリノス戦でリーグ戦初ゴールを記録していた。

 クラブ公式サイトで発表されたコメントは次のとおり。

「この度、スイスリーグのFCローザンヌ・スポルトへ移籍することになりました。まずはじめに、僕をプロサッカー選手としてチームの一員に受け入れていただいた湘南ベルマーレに感謝の気持ちを伝えたいと思います。

去年は多くのことを経験し、多くのことを学ぶことができた一年になりました。その中でも前監督の曺貴裁さんには、僕自身が成長するにあたってたくさんのことを学ばせていただきました。今年はコロナウイルスの影響で世界中が大変な事態となりましたが、今こうしてサッカーができている喜び、有難みを日々感じております。

 そして、僕自身の活躍を皆さんにお見せできるように邁進していくと同時に、今後の湘南ベルマーレの健闘を祈っています。2年間、ありがとうございました!」

 なおクラブによると、12月16日に開催されるJ1リーグ第33節・大分トリニータ戦後のホーム最終戦セレモニーにおいて、サポーターへ挨拶を行なうという。


This article is a sponsored article by
''.