横浜FCは26日、元アルゼンチン代表ディエゴ・マラドーナ氏(享年60歳)の死去を受け、会長兼スポーツダイレクターの奥寺康彦氏、FWカズ、MF中村俊輔の追悼メッセージを発表した。
上写真=カズから贈られたサイン入りユニフォームを持つマラドーナ(写真◎クラブ提供)
「僕はマラドーナを見て、育ってきた」(中村俊輔)
世界中に衝撃が走ったマラドーナ氏の訃報。日本サッカー界のレジェンドたちも、その死を悼んだ。横浜FCの奥寺会長、カズ、中村俊輔の追悼メッセージは以下の通り。
■奥寺康彦(横浜FC会長兼スポーツダイレクター)
「まだ60歳という年齢で、今後もサッカー界に貢献してくれると思っていたので、とてもショックで残念に思っています。僕がドイツから日本へ帰国して、1987年、ゼロックススーパーサッカー(国立競技場)で日本リーグ選抜と南米選抜で、試合をしたことを覚えています。僕とマラドーナがキャプテンとして、グランドへ入場したシーンは、今でも心に残っています。彼のドリブルは当時誰にも止められなかった。本当にたくさんの夢をありがとう」
■FWカズ
“Obrigado por todo que você fez pelo futebol”(ポルトガル語)
あなたがフットボールの為にしてくれたことすべてにありがとう。
“Gracias Descanse”(スペイン語)
ありがとう、安らかに。
■MF中村俊輔
「僕はマラドーナを見て、育ってきた。当時はスポーツショップでビデオを購入して、ドリブルだったり、フリーキックだったりを研究した。そのビデオは今でもたまに見たりするし、僕にとって憧れの存在だった。本当にたくさんのことを学ばせてもらって、感謝しかないし、少しでも近づけるようにサッカーをしていきたい。心より哀悼の意を表します」