11月25日、明治安田生命J1リーグは第29節が開催され、柏レイソルは鹿島アントラーズとカシマスタジアムで対戦。前半に北爪健吾が先制点を挙げ、その後同点とされるもオルンガが2点目を奪う。そして、勝敗を決する3点目を決めたのはクリスティアーノだった。

鹿島を突き放すチーム3点目を奪ったクリスティアーノ(写真◎Getty Images)

■2020年11月25日 J1リーグ第29節(@カシマ:観衆4,327人)
鹿島 1-4 柏
得点:(鹿)オウンゴール
   (柏)北爪健吾、オルンガ、クリスティアーノ、神谷優太

会心の活動再開後初勝利

 鹿島を仕留めたのは、クリスティアーノの一撃だった。2-1と1点をリードして迎えた後半38分、大南拓磨が前線へ送ったロングボールをオルンガが頭で落とし、江坂任が右前方のスペースへパスを出す。そこに走り込んだクリスティアーノは、一度ボールに触れた後、ペナルティーエリアのやや外側で豪快に右足を振り抜いた。強烈なシュートは逆のサイドネットへと突き刺さった。

「おかげさまで素晴らしいシュートを打つことができました。試合の中であのような展開になることをなんとなく予想していたので、ジャストミートのシュートが打てて本当に良かったです」

 クリスティアーノのゴールで点差を2点に広げ、勝負を決定づけた。アウェーの地での会心の勝利に、試合後は「チームで良いサッカーをしていた。全員におめでとうと言いたい」と笑みを浮かべる。

 チームは11月に新型コロナウイルスの感染が広がり、活動休止を余儀なくされたが、再開後の2試合目で4-1の大勝を収めた。

「自分たちはカウンター主体のサッカーになったけれど、それが自分たちの狙いでもあったので、勝利にふさわしい試合だったと思います」

 クリスティアーノはチーム一丸となって得た1勝に胸を張った。

現地取材◎サッカーマガジン編集部 写真◎Getty Images


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