ヴィッセル神戸は明日25日、再開されたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ第3節、広州恒大(中国)戦に臨む。重要な再開初戦を前に公式会見に臨んだ三浦淳寛監督は、意気込みを語った。

上写真=公式会見に臨んだ神戸の三浦淳寛監督(左)と郷家友太(写真◎VISSEL KOBE)

Jで5連敗もチームはポジティブ

 神戸は現在、ジョホール(マレーシア)が棄権したことで3チームで争われているグループGで首位に立つ。開幕戦でジョホール相手に5-1で勝利したが、記録には反映されないこととなった。ただ、三浦監督は「与えられた(環境の)中で、しっかりと決勝トーナメントに残るということだけを考えている。与えられたレギュレーションの中で結果を出すことを考えている」と、グループステージ突破への意欲を語った。

 Jリーグで直近の試合に5連敗し、カタールの地へ乗り込んできた。「新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、過密スケジュールが影響した部分もあると思うが、この大会に向けて調整をしてきたつもり。選手、スタッフを含めてクラブ全体がポジティブにはとらえている」と三浦監督は話す。今大会は、気持ちを切り替えてアジア制覇を目指すつもりだ。

 25日に対戦する広州恒大は豊富な資金を背景に、国内外の名手を獲得して2013年、2015年とACLを2度制している中国の強豪だ。三浦監督は「広州恒大という非常に力のあるチームと対戦するということで、難しい戦いになるとは思っている。われわれもしっかりと広州恒大を分析しながら、最善を尽くして良いゲームができればと思う」と、自身にとって初となるACLでの試合に向けて意気込んだ。

 会見に同席した郷家友太も「僕たちも良い準備、良い練習、そしてケアをしてきたので、明日は自信を持って自分たちのサッカーをしたい」と意欲を語った。注目の試合は明日25日、19時にキックオフされる。


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