セレッソ大阪のMF奥埜博亮が24日、練習後にオンライン取材に応じた。25日に敵地で行なわれる大分トリニータ戦に向けて奥埜は「チームとして粘り強く戦うことが大事」と、5試合ぶりの勝利に向けて意気込みを語った。

上写真=24日のオンライン取材に応じた奥埜(写真◎CEREZO OSAKA)

「苦しいときこそセットプレー」

 前節のサンフレッチェ広島戦に0-1で敗れ、今季初めて4戦未勝利となったC大阪。6試合ぶりにベンチスタートなった奥埜は「前半は苦しいながらも1失点で踏ん張れたけど、後半に点を取り切れなかったところが大きい」と敗戦を振り返った。

 広島戦では後半からシステムを相手と同じ3-4-2-1に変更し、途中出場の奥埜はボランチに入った。ぶっつけ本番に近い形だったが「4-4-2でやっているときも、自分たちで優位性のあるポジショニングを取るときにああいうフォーメーションになる場面もあったので、そういう経験がチームとしてうまく対応できたんじゃないかなと思う」と奥埜。敗れはしたものの、押し込んだ後半の戦いには収穫があった。

 25日に対戦する大分も3-4-2-1で、再びミラーゲームを仕掛ける可能性もある。大分とは今季開幕戦で対戦し、ブルーノ・メンデスの得点で1-0の勝利。その試合の印象を頭に入れながら、奥埜は「コンセプトをしっかりと持ったチームなので、ボールを握られる時間帯もあると思う。チームとして粘り強く戦うことが大事。苦しいときこそセットプレーなどで得点することが大事になってくる」と試合のポイントを語った。


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