J1で5位のセレッソ大阪は21日、ホームに9位のサンフレッチェ広島を迎えてJ1第28節を戦う。加入1年目ながら攻撃の中心として活躍するMF坂元達裕が20日のオンライン取材に応じ、広島戦への意気込みを語った。

上写真=右サイドハーフとして攻撃をけん引する坂本(写真◎CEREZOOSAKA)

チーム最多タイの7アシストを記録

 前節の清水エスパルス戦では得意の左足で完璧なクロスを送り、清武弘嗣のゴールをお膳立てした坂元。7アシストは清武と並んでチームトップで、今季J1初挑戦ながら攻撃の中心としてチームをけん引している。

 とはいえ本人は「アシストはある程度できているけど、まだまだゴールのチャンスもいっぱいあるので…」と、ゴール数の少なさを気にしている様子。今季はここまで26試合に出場して2得点。もう1ランク上に行くためには得点力アップが欠かせないと自覚する。

 タッチライン際での切れ味鋭いドリブルが最大の魅力だが、ここ最近は対戦相手から厳重に警戒され、「2枚で来る相手に対してどうやるか、ということが今の自分の課題だと思っている」。サイドに張るだけではなく中に入ってボールを受けるシーンも増えており、「ドリブル以外のやり方もあると思うので、ディフェンスの位置を見ながら臨機応変に対応して、一番いい選択肢を取っていきたい」と話す。

 チームはここ3試合勝ち星から遠ざかっており、21日にホームで行なわれる広島戦では勝利が欲しいところ。坂本は「1対1になったらガツガツ仕掛けて、ミスを恐れずどんどんチャレンジしていきたい。何枚かで対応されても行けると思った時は行って、中に入ってそのままゴールを狙ったり、いろんな選択肢を持ちながら、最善のプレーができるように頑張りたい」と語った。


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