FC東京のMF髙萩洋次郎がオンラインで取材に応じた。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)Lの日程変更により、10月以降はますます厳しいスケジュールになることも予想されるが、青赤のコンダクターはすべてを受け入れて前に進むと誓う。

上写真=湘南戦に向けてトレーニングする髙萩(写真◎FC東京)

プレーできる喜びを感じて臨む

 ACLの日程変更により、FC東京の10月以降のスケジュールは再び大きく変わることになった。それでも、髙萩は「連戦は続きますけど、1試合1試合を大事にしていきたい。先のことよりも目の前の試合に向けて準備する。試合内容が良くて結果が良ければ、精神的にも肉体的にも次の試合にいい状態で進めると思うので、その1試合にしっかりパワーを注ぎ込んで、また次の試合に向けて準備するという形が1番いいと思います」と、試合に臨む姿勢はこれまでと変わらないと言った。

 前節の浦和戦は途中出場。「勝っている状況で、残り15分間トップ下でのプレーでしたが、チーム全体としても疲弊していたし、その部分で助けることはしたいと。時間を使いながらチャンスをうかがおうと思いながらプレーしていました」と振り返ったが、実際に時計の針を進め、きっちり試合をクローズさせることに貢献した。「動きは悪くなかったですし、試合後にリバウンドもないのでとくにないので、体の調子は上がってきていると思います」とコンディション面のチェックもできた。ハードな日程へ向かう準備も整っている。

 まずは、今日の湘南戦。中2日でルヴァンカップ準決勝の川崎F戦。そしてまた中2日でG大阪戦と今後も息つく暇のない連戦が続く。さらにACLの日程変更で大きな影響を受けることにもなった。だが、髙萩はすべてを受け入れている。

「日程に関しては、JリーグとかAFCの上の人たちが決めることですし、この状況の中で日程を決めていただいたと思うので、選手にとってはきつい日程ですけど、プレーできることを喜びに感じて臨みたい。総力戦になると思いますし、ACLに関しては僕もアジアチャンピオンになりたいという目標があるので、そこに全力を注ぎたいと思います」

 苦難の道は、目標へと続く道。そう信じて髙萩は、力強く歩を進めていく。


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