上写真=FC東京戦に向けた前日練習後にオンラインで報道陣の質問に答えた古橋(写真◎VISSEL KOBE)
観客数の上限緩和は「後押しになる」
ヴィッセル神戸は9月12日の明治安田生命J1リーグ第16節で、ホームにFC東京を迎える。神戸は今季リーグ戦のホームゲームは1勝3分け4敗。2日のルヴァンカップ・プライムステージ準々決勝も川崎フロンターレに0-6で敗れており、地元で結果が出ていない。
古橋亨梧は次節に向けて「何が何でも勝ちます」ときっぱり。「やはりホームで勝ってこそ、皆さんに喜んでもらえると思う。なかなか勝てない流れを断ち切るためにも」と、公式戦5試合未勝利の流れを変える勝利を熱望した。
9日の前節、川崎F戦は立ち上がりに先制された後、自身の同点ゴールなどで後半途中までに逆転したが、終盤に2失点して2-3で敗れている。「自分たちがやりたいことはできていたと思う。ちょっとの差でああいう結果になりましたが、自信を持ってやれたら」と内容面に目を向け、FC東京戦の結果につなげていきたい考えを示した。
収容率50パーセント以下もしくは5000人の少ない方が上限の観客数が、緩和される方向になっていることへの質問もあった。「皆さんの協力のおかげ。僕たちも感謝の気持ちを持って、プレーで恩返しできたら」と語った古橋は、「後押しになり、それが力になって僕たちも、もっと良いプレーが出せる。5000人以下でも、たくさんの方が足を運んでくれたり、リモートマッチで応援してくれていましたが、また違った形で楽しんでもらえると思う。選手としては、たくさん入ってくれることでモチベーションも上がる」と期待を寄せた。