J1で現在9位のヴィッセル神戸は明日、ホームに7位の柏レイソルを迎え撃つ。3試合ぶりの勝利を目指す神戸のトルステン・フィンク監督が18日、練習後にオンラインで取材に応じ、現在のチーム状態などについて語った。

上写真=オンラインで報道陣の質問に答えたフィンク監督(写真◎VISSELKOBE)

若手の台頭にも期待

 16日の鹿島アントラーズ戦では後半アディショナルタイムのラストプレーで同点弾を許し、勝ち点3を逃した神戸。フィンク監督は「鹿島戦で我々は良い試合ができたと思うが、最後の15分は完全に相手に押されてしまい、最後の最後でやられてしまった」と振り返り、「ここ2日、選手たちには試合の終わり方を強調した」という。

 鹿島戦は悔しい結果に終わったが、若手の活躍というポジティブな要素もあった。プロ3年目のMF郷家友太が今季初ゴールを奪い、初先発したトップ昇格1年目のFW小田裕太郎も好プレーを披露。フィンク監督は「前節は小田がスタメンで良い働きをしてくれた。そういったパフォーマンスを見ると他の若い選手にも火がつく。自分たちにもチャンスが来ると分かってほしいし、私も彼らの活躍に期待している」と話した。

 また、今月2日の第8節・北海道コンサドーレ札幌戦で負傷したFW古橋亨梧がすでに練習に合流していることを明かし「古橋は良い状態。いつでも試合に出られる」と、明日のリーグ戦での復帰を示唆。対戦相手の柏については「堅い守備から前線のオルンガ選手を狙ってくる」と印象を語り、「川崎フロンターレや横浜F・マリノスのようにボールをキープして仕掛けてくるようなチームではないので、明日は我々のほうがボールを持つのではないか」と試合展開を予想した。


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