上写真=オンラインで報道陣の取材に応じたDF古賀(写真◎スクリーンショット)
出場時間はチームトップ
前節のセレッソ大阪戦は圧倒的にボールを支配しながらも、少ないチャンスを決められ1-3で敗戦。古賀自身もオウンゴールを含む2失点に絡んでしまったが、すでに気持ちを切り替えている。
「責任は感じているけど、個人的には次につながる試合だったのは間違いない。改善しないといけない部分が明確になったので、個人的にはポジティブに捉えていいのかなと思っています」
開幕から左サイドバックを務めてきたが、最終ラインの故障者続出を受け、C大阪戦はセンターバックで起用された。相手FWへのプレッシャーが甘かったと反省しつつ、攻撃面では「効果的な縦パスは何本か入れられた」と手応えも語る。
「いまセンターバックがいない分、自分が穴埋めできればベストだと思う。そこで結果を出すことでチームも勢いに乗っていけると思うので、足を引っ張らないように、ビルドアップでは自分が起点になっていければ」
今季ここまで全試合に先発し、出場時間はチームトップを記録。ネルシーニョ監督は「経験や知識を兼ね備えた選手。サイドバック、センターバックもできる。自分にとってはありがたい存在」と評価する。
伸び盛りの21歳は「パフォーマンスを納得して終えられた試合はまだまだ少ないけど、それでも使い続けてくれているので責任を感じる。出ているからこそ、もっとパフォーマンスを上げていかないといけない」と慢心はない。
19日のヴィッセル神戸戦に向けては「自分たちが後ろ向きにボールを追う状況は避けたい。この前の1失点目もそうですけど、パスを出されるタイミングで先に動き出しておかないと。前線に強烈な選手がそろっていますし、予測と判断で上回っていかないといけない」と気を引き締めた。