FC東京は14日、室屋成がハノーファー96(ドイツ2部)に完全移籍すると発表した。今後、メディカルチェックを経て正式契約を結ぶ。なお、室屋は8月15日(土)の名古屋グランパス戦がFC東京でのラストマッチになる。

上写真=ハノーファー移籍が決まったFC東京の室屋成(写真◎Getty Images)

明日15日の名古屋戦がラストマッチ

 FC東京が誇る右サイドバックが、ドイツのハノーファーへ移籍することになった。2015年に特別指定選手となり、2016年に正式に入団。以降は着実に力をつけて、17年からは主力としてチームを支えてきた。以下は、クラブを通じて送った本人のメッセージ。

「はじめにFC東京の選手として約4年半、最高のファン・サポーターの前でプレーできたことを誇りに思います。勝利してともに喜び、負けた試合の後も必ず最後はトーキョーコールで声援を送ってくれたファン・サポーターのみなさんの想いや愛情はどこに行っても絶対に忘れません。僕からみなさんにタイトルをプレゼントできなかったことが唯一の心残りですが、東京なら必ずタイトルを獲得できると信じています。クラブの理解とサポートもあり、東京での経験を糧にチャレンジしてきます。これからも応援よろしくお願いします。最高の時間をありがとうございました!」

 明日15日にホームで行なわれる名古屋グランパス戦を最後に、ドイツに渡る。なお、ハノーファーは昨季、ブンデスリーガ2部で6位。2018年から日本代表の原口元気がプレーしているクラブだ。


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