鹿島アントラーズは12日、先日対戦したサガン鳥栖の選手・スタッフに新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたことを受けて、あらためて現状を報告。週末のヴィッセル神戸戦(16日)に向けてしっかり準備を進めていくとした。
上写真=8日に鳥栖と対戦した鹿島だが濃厚接触者と判定された選手はいない(写真◎J.LEAGUE)
16日に鹿島は神戸と対戦
鹿島は、8月8日開催の明治安田生命J1リーグ第9節でサガン鳥栖と対戦した。その後、11日に金明輝監督に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が確認され、12日夕方には複数名に対し「陽性」または「陽性の可能性が高い」との診断および検査結果が発表された。
12日夜に予定されていたルヴァンカップのサンフレッチェ広島対サガン鳥栖が中止になるなど、大きな影響を及ぼす事態を受け、鹿島が現状報告を行なった。
12日夕方時点で鳥栖の陽性判定者との濃厚接触者はおらず、明日13日(木)にはJリーグによる公式のPCR検査を実施予定。また、ホームゲームの試合会場となっている県立カシマサッカースタジアムでは、12日までに清掃業者による消毒作業を実施したという。
クラブとしては、引き続きクラブ内における新型コロナウイルス感染症の感染予防対策を徹底し、公式戦においても安心・安全な試合運営につとめていくとしている。