7月4日のJ1再開に向けてトレーニングに励む鹿島アントラーズ。11日の練習終了後、オンラインで取材に応じたMF永木亮太が活動休止期間を振り返り、リーグ再開に向けた意気込みを語った。

上写真=ビデオ通話で取材に応じたMF永木(写真◎鹿島アントラーズ)

中断期間を前向きに

 全体練習が再開してから2週間。今月4日に32歳となった永木は、サッカーができる喜びを全身で感じている。

「普段は休みが恋しくなるけど、今回はその逆。休みがずっと続くと、サッカーがしたくなる。やっぱりサッカーをやっていないとダメな体なんだな、と。自分の中で新鮮に感じた感情でした」

 中央大から湘南ベルマーレに加入したプロ1年目の2011年も東日本大震災によるリーグ中断を経験したが、「今回のほうが難しかった」と振り返る。「震災のときと違って外に出られない状況だったので、そこでのストレスはあった。また、自分もコロナにかかってしまってはいけないというプレッシャーもあった」。目に見えないウイルスを警戒しながら、サッカーを再開できる日を待ちわびた。

 緊急事態宣言が解除されたことを受け、チームは5月18日からグループトレーニングを開始。全体トレーニング再開後はゲーム形式を中心に、今季から就任したザーゴ監督が目指すスタイル構築に改めて取り組んでいる。シーズン開幕直後の中断となり、キャンプから積み上げてきたものが一旦リセットされてしまった形だが、永木は「プラスに考えるしかない」と語る。

「今年から監督がザーゴさんになって戦術がガラッと変わった。それを構築する期間が短い中で開幕を迎えて、ACLもルヴァンも開幕戦も落として、結果が出ていなかった。そのままズルズルと行ってしまうより一回リセットして、もう一度構築の期間にあてていこう、という気持ちをみんなが持っていると思う。この期間を大事にしないといけない」

 新監督はポゼッションを重視し、ボランチの役割も変化。攻撃時にボランチの一人は最終ラインに下がり、ビルドアップに関わるのが一つの特徴となっている。永木は「今までやったことのないポジション取りだし、求められることも難しい」と認めながらも、「ザーゴさんのサッカーにおいて攻守の肝になるのはボランチ。自分もボランチをやっているので、楽しみながらやっています」と充実感をにじませた。

 開幕戦は三竿健斗、レオ・シルバの控えだったが、日本代表経験を持つベテランに焦りはない。新生アントラーズの舵取り役となるべく、日々のトレーニングに励んでいる。

This article is a sponsored article by
''.