J1のFC東京は8日、ベトナムVリーグ1に所属するサイゴンFCとの提携を発表した。同クラブはアジア戦略の一環として、タイのバンコク・ユナイテッドや、インドネシアのペルシジャ・ジャカルタとも提携している。

上写真=FC東京がサイゴンFCとの提携を発表した(写真◎Getty Images)

設立5年目の新興クラブ

 サイゴンFCは2016年に設立され、ホーチミン市を本拠地とするクラブ。FC東京は今後、サッカースクール事業、クラブ運営全般、アカデミー組織立ち上げなどを協力していく。

 FC東京の大金直樹社長は、「ベトナム最大都市であるホーチミンにおいて、サッカーを通じた地域貢献やサッカーの普及、選手育成をサポートしサッカー文化の醸成に寄与できればと思います。今後は東京とホーチミンとの積極的な国際都市交流に発展していけるよう務めてまいります」とコメントしている。

 なお新型コロナウイルスの影響で、現在ベトナムは入国制限を実施しているため、渡航などの制限が解除後、現地での活動を開始する予定だという。


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