J1の川崎フロンターレは6日、ロイヤル・アントワープFC(ベルギー)へ期限付き移籍中のMF三好康児が、同クラブへ完全移籍すると発表した。
上写真=アントワープへの完全移籍が決まったMF三好(写真◎Getty Images)
川崎Fのアカデミー1期生
完全移籍が決まった三好はクラブを通じ、以下のコメントを発表した。
「ご無沙汰しています。この度、ベルギーのロイヤル・アントワープFCに完全移籍をすることになりました。
アカデミーからプロ生活まで僕の人生の半分以上をフロンターレと過ごし、サッカーだけでなく1人の人間として育ててもらいました。ここ数年は複数クラブに移籍をさせてもらう中で関わったすべてのクラブ関係者の方々、そしてサポーターの方々がいなければ今の自分はいないと思います。本当に感謝しています。
ただ、僕のホームはいつになっても川崎です。言葉だけでは感謝を伝え切る事は出来ないので、このご恩は色んな形で返していければと思います。
今は世界中が大変な困難に直面していますがこの期間をみんなで手を取り合って乗り越えましょう。またサッカーが出来るようになった時により成長した姿を見せれるように僕も頑張ります」
現在23歳の三好は、小学5年時に1期生として川崎フロンターレのアカデミーに入り、2015年にトップチームに昇格。プロ1年目に公式戦デビューを飾り、川崎Fでは通算52試合に出場した。
2018年は北海道コンサドーレ札幌、2019年は横浜F・マリノスに期限付き移籍し、昨年8月にベルギー1部のロイヤル・アントワープFCへの期限付き移籍が決定。ベルギーリーグでは今季14試合出場1得点を記録し、その活躍が評価され、2023年6月までの3年契約を結ぶこととなった。