Jリーグは27日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う『第3回臨時合同実行委員会』を開き、委員会後のWebメディアブリーフィングで、今季はJ1参入プレーオフを実施しない方針や、大会成立条件などについて説明した。

上写真=昨季のJ1参入プレーオフ決定戦の様子(写真◎J.LEAGUE)

大会不成立の可能性も

 Jリーグは現在、J3リーグが4月25日、J2リーグが5月2日、J1リーグが5月9日と段階的なリーグ再開を設定し、全クラブに各ホームスタジアムの確保状況を問うアンケートを実施。各クラブの事情を踏まえた上で、夏場はゲリラ豪雨や台風によって試合が延期されることも想定しながら、延期試合はできるだけ早い時期に開催する方針でスケジュールを調整し、4月8日を目処に代替日程が発表される。また、リーグ最終節は当初の予定よりも遅れる可能性もあるが、現時点では年内にシーズンを終了できる見込みとしている。

 大会方式に関しては、今季はJ1参入プレーオフを開催しない方針が固まった。J1参入プレーオフは当初、11月29日から12月12日にかけて行なう予定だったが、リーグ戦の日程が後ろにずれ込む可能性が高く、J2の上位2クラブのみが来季J1に昇格することとなった。なお「クラブライセンスが交付されていないクラブが上位2位に入った場合は昇格できず、3位以降の繰り上げは行なわない」という通常の規定が適用される。

 大会成立の条件については、「各リーグで全試合数の75%以上、各チームの試合数が50%以上」と設定。万が一、選手や関係者の感染によって試合開催が困難となり、その基準に満たない場合は、大会不成立という扱いで順位決定は行なわれず、「昇格なし」となる。すべてのチームが同じ試合数を行なえない場合の順位決定方法は協議中だが、競技の公平性を保つため、今季は勝ち点ではなく、勝率やその他の方法で順位を決めることも検討しているという。

 また、プロ野球・阪神タイガースの藤浪晋太郎投手ら3選手が新型コロナウイルスに感染したことを受け、今後Jリーガーの中から感染者が出ることも懸念される中、Jリーグは各クラブに対し、①37.5度以上の熱が2日以上続いた場合②PCR検査を受けることが決まった場合③PCR検査で陽性反応が出た場合④濃厚接触者に特定された場合、以上の4点を報告するよう指示しているが、藤波投手らが嗅覚の異常を訴えて感染が判明したことを考慮し、報告条件を追加する可能性を示唆。なお、Jリーグとしては感染者の公表を義務付けておらず、「選手の同意を得た上で各クラブの判断に任せる」としている。

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