J1のベガルタ仙台は24日、PFC CSKAモスクワ(ロシア)からFW西村拓真が期限付き移籍で加入することが決定したと発表した。
上写真=仙台への復帰が決まったFW西村(写真◎Getty Images)
1年半ぶりに古巣復帰
現在23歳の西村は、2015年に富山一高からベガルタ仙台に加入。プロ2年目から出場機会を増やし、2017年にはYBCルヴァンカップでニューヒーロー賞を受賞した。2018年8月にロシア1部のCSKAモスクワに完全移籍し、今年1月からポルトガル1部のポルティモネンセに期限付き移籍したが、欧州での新型コロナウイルス感染拡大を受け、今月22日に本人の希望により契約解除が発表されていた。
その動向に注目が集まる中、古巣への復帰が決定。西村はクラブを通じ、「再びベガルタ仙台の一員としてプレーできることがとてもうれしいです。満員のユアスタでファン、サポーターのみなさんと再会することを楽しみにしています。チームの勝利に貢献するために全力を尽くしますので、また熱いご声援をよろしくお願いします」とコメントを発表した。
クラブによると、西村は今月20日にポルトガルから帰国しているが、新型コロナウイルスへの対策から帰国日より14日間は不要不急な外出を控えており、チームへの合流は4月3日を予定しているという。