上写真=今季でプロ7年目を迎える谷口(写真◎J.LEAGUE)
在籍7年目の28歳
現在28歳の谷口は14年に筑波大から加入し、プロ1年目から最終ラインの柱として活躍。17年にはチームで唯一の全試合フル出場を果たし、クラブ初タイトルとなったJ1優勝に大きく貢献した。16年からは副キャプテンとしてチームを支え、今季で在籍7年目。川崎Fは12年シーズン以降、伊藤宏樹、中村憲剛(13~16年)、小林悠(17~19年)がキャプテンを務めており、4代連続で生え抜きの大卒選手が任命されることとなった。
クラブ公式サイトで発表された谷口のコメントは以下の通り。
「今年からキャプテンに就任することになりました。年齢的に真ん中くらいの立場で僕自身まだまだ未熟さがある中で、このようにキャプテンに任命していただいたことで自分自身の更なる成長につながると期待しています。そして、それをチームの結果に結びつけられるように、そういう存在になっていきたいという想いは強いです。ただ、自分一人では何も出来ないので先輩方にも頼りながら、後輩たちもしっかりした人たちばかりなので安心して、あまり背負いすぎず自分らしくやれたらと思っています。
鬼木監督体制のもと小林選手がキャプテンとしてタイトルを獲得してきた経験もありつつ、このままではなく、継続する部分とこのように変化していかないといけないということを鬼木監督自身も強くおっしゃっています。そのようなタイミングでキャプテンが変わり、チームと一緒に進化していくという意味で、サポーターの皆さんにも今までのフロンターレとは違うな、という風に思ってもらえるように試合での姿勢や雰囲気を見せていきたいです。一番はサポーターの皆さんに応援してもらわないことには僕たちは力を発揮できないので、今年も一年共に戦ってください。よろしくお願いします」
また副キャプテンも発表され、MF大島僚太とMF守田英正の2人に決定。27歳の大島は4シーズン連続、大卒3年目の守田は今季初めて副キャプテンとなった。