上写真=昨季途中からたびたびキャプテンマークを巻いていたシマオ・マテ(写真◎J.LEAGUE)
一丸となって目標達成を
昨シーズン途中からキャプテンマークを巻いていたDFシマオ・マテが2020年シーズンはスタートからけん引車として働く。正式にキャプテンに就任。すでに昨シーズンからJリーグでも屈指のDFとして存在感を示していたが、名実ともに仙台の顔としてプレーしていくことになる。
「すばらしい選手、スタッフ、ファン、サポーターで形成されているチームのキャプテンに任命していただき、うれしく思います。しかし関わるすべての人がベガルタ仙台のキャプテンです。一丸となって目標を達成できるようがんばりましょう。私を信頼していただき、ありがとうございます。カニマンボ」
木山隆之新監督の下、大きく生まれ変わるベガルタでは守備面のみならず、チームそのもののけん引車として期待される。そのマテを副キャプテンとして支え、ともにチームを引っ張るのが長沢駿と松下佳貴だ。
「キャプテンを支え、一体感のある強いチームになるために必要なことを考え、3人で力を合わせてチームを引っ張っていきたいと思います」(長沢)
「副キャプテンに任命いただき光栄です。不慣れな部分もありますが、ピッチ内外それぞれでチームがいい方向に向かっていけるよう、全員で協力していきたいと思います」(松下)
すでに行っている沖縄・糸満市での1次キャンプ(28日まで)、1月29日から2月9日までの宮崎・延岡での2次キャンプ、さらに2月10日からの宮崎市での3次キャンプで長いシーズンを戦い抜く下地を作り、木山新監督のコンセプトの浸透を図っていく。その中で、彼ら3人が果たす役割は大きい。
イサック・クエンカや赤﨑秀平らを加えた補強に指揮官は「満足感」を示す。既存の選手と新戦力が一体感をもって戦うことで、新生ベガルタは上位進出を狙う。