1月2日、川崎・等々力陸上競技場で全国高校サッカー選手権2021の3回戦、帝京長岡(新潟)対桐光学園(神奈川)が行なわれた。帝京長岡が先制すれば、桐光学園が追いつく展開でともに譲らずに、勝負はPK戦へ。2人目を止めた桐光学園がベスト8進出を決めた。
上写真=後半に猛攻を仕掛けた桐光学園。PK戦で勝ち抜いた(写真◎近藤俊哉)
■2022年1月2日 全国高校サッカー選手権3回戦(@川崎・等々力)
帝京長岡 1-1(PK3−5)桐光学園
得点:(帝)武原幸之介
(桐)米山悠葵
帝京長岡は先制したが…
両者の持ち味が存分に出た好ゲームは、PK戦で桐光学園が制した。まず帝京長岡が23分に右から崩して、最後は逆サイドから武原幸之介が蹴り込んで先制に成功。後半は追いつきたい桐光学園が連続攻撃を仕掛けて、63分に右CKから最後は米山悠葵が押し込んでついに同点に追いつく。桐光学園が剛柔組み合わせて攻撃を仕掛ければ、帝京長岡が鋭いカウンターで斬って返す展開でお互いにビッグチャンスを迎えたが、このまま1-1で終了。2人目をGK吉田優翔がストップした桐光学園がベスト8進出を決めた。