12月29日、埼玉・NACK5スタジアムで全国高校サッカー選手権2021の1回戦、中部大第一(愛知)対大津(熊本)が行なわれた。大津は4分の薬師田澪のゴールを皮切りに、今大会注目の小林俊瑛がチーム3点目を決め、大量5ゴールをスコア。初出場の中部大第一に5-0で勝利した。
上写真=チーム3点目をヘディングで決めた小林俊瑛を仲間が祝福する(写真◎黒崎雅久)
■2021年12月29日 全国高校サッカー選手権1回戦(@埼玉・NACK)
中部大第一 0-5 大津
得点者:(大)薬師田澪、一村聖連、小林俊瑛、碇明日麻、稲田翼
5ゴール大勝で幸先の良いスタート
大津は開始4分、CKから薬師田澪がゴールを決めて試合の主導権を握る。27分もセットプレーから一村聖連がゴールを決めると、35分には年代別日本代表候補の小林俊瑛が左からのクロスを頭で決めてチーム3点目。後半も大津は攻撃の手を緩めず、59分には高い位置でボールを奪ったあとの攻撃から碇明日麻が押し込んで4-0とすると、75分にはCKから最後は途中出場の1年生・稲田翼がゴールを奪った。一方の中部大第一は良い位置からシュートを放つものの、いずれもGK佐藤瑠星に阻まれてしまった。大津が5-0で勝利し、九州のライバル・東福岡が待つ2回戦への進出を決めた。