第104回全国高校サッカー選手権大会の準決勝が1月10日に行なわれ、尚志(福島)と神村学園(鹿児島)が対戦した。どちらが勝っても初の決勝進出となる一戦は、立ち上がりの5分に尚志が先制ゴール。その後もチャンスを作ったが、インターハイとの夏冬2冠を狙う神村学園も懸命の反撃を見せ、73分に追いつく。1-1でもつれ込んだPK戦も10人ずつが蹴り合う接戦となったが、最後は神村学園が制して初の決勝進出を果たした。

上写真=神村学園(白)が尚志とのPK戦を制し、初の決勝進出を決めた(写真◎小山真司)

■2026年1月10日 全国高校サッカー選手権準決勝(@東京・MUFGスタジアム〈国立競技場〉)
尚志 1-1(PK8-9) 神村学園
 得点者:(尚)岡大輝
     (神)日髙元

昨夏のインターハイの再戦

 尚志は5分、FW根木翔大が持ち味のスピードを生かして右サイド奥へのロングパスに追いつき、クロスを送ると、FW岡大輝がダイビングヘッドで合わせ、早くもスコアを動かした。神村学園も狙いのパスワークで前進して反撃を試みるが、尚志は的確な対応ではね返し、カウンターからチャンスを作る。24分には右からのクロスにFW臼井蒼悟が飛び込み、右足で合わせたが、惜しくも右ポストに当たった。

 神村学園はなかなか良い形を作れず、42分には準々決勝で4得点を挙げているFW倉中悠駕が、右からのクロスにヘッドで合わせたが、左に外れて決まらない。結局、先制点の後はスコアが動かず、尚志の1点リードで前半を終えた。

 両者は昨夏のインターハイ準決勝で対戦しており、そのときも尚志が1-0とリードして前半を終えたが、神村学園が後半の2得点で逆転勝ちし、決勝も勝って初の日本一に輝いた。再現を狙う神村学園は後半開始から、その試合で2得点を挙げているMF佐々木悠太を投入するが、尚志は堅い守りではね返し、前半同様にカウンターでチャンスを作る。60分には臼井が左サイドからカットインして右足で狙ったが、神村学園GK寺田健太郎が好セーブで防いだ。

 一進一退の攻防から、次の1点を奪ったのは神村学園。72分、DF荒木仁翔がオーバーラップからセンタリングを送ると、ニアサイドに飛び込んだFW日髙元が体を投げ出すダイビングヘッドで合わせ、ファーサイドのネットを揺らして同点とした。

 終盤は双方にチャンスがあったが勝ち越し点は生まれず、決勝進出の行方はPK戦に持ち込まれた。ここでも両GKが1本ずつ止めて5人では決着がつかず、10人ずつが蹴り合う激闘に。最後は後攻の尚志DF西村圭人のキックがクロスバーに当たり、神村学園が12日の決勝に駒を進めた。


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