第104回全国高校サッカー選手権大会の3回戦が1月2日に行なわれ、富山一(富山)と大津(熊本)が対戦した。前半から劣勢を強いられながらも粘り強く守った富山一が後半に先制したが、大津も追いつくと、後半アディショナルタイムにPKを獲得。決めた直後に試合終了となるラストプレーで劇的な逆転勝利を収めた。
上写真=後半アディショナルタイムの80+6分、大津の山下(9番)がPKを決める。直後に試合終了の笛が鳴った(写真◎高野徹)
■2026年1月2日 全国高校サッカー選手権3回戦(@千葉・フクアリ)
富山一 1-2 大津
得点者:(富)山田聖心
(大)村上慶、山下虎太郎
80+6分の逆転ゴール
立ち上がりからボールを支配して攻め込む大津に対し、富山一は3バックに両サイドも加えた5人で最終ラインを固め、粘り強く守る。スコアレスで折り返した後半も無失点で試合を進めると、67分に敵陣の高い位置でのボール奪取から、最後はFW山田聖心が鮮やかな左足ミドルシュートを沈めて先制点を奪った。
しかし大津も71分、MF岩﨑天利の右からのクロスを、ファーサイドから飛び込んできたDF村上慶がヘッドで合わせ、3試合連続ゴールで同点とする。さらに後半アディショナルタイムが表示された4分を20秒ほど過ぎたところで、岩﨑がエリア内で倒されてPKを獲得。80+6分にFW山下虎太郎が左下スミに決めた直後、再開のキックオフは行なわれず試合終了の笛が鳴り、まさにラストプレーで逆転してベスト8進出を果たした。



