12月31日、第104回全国高校サッカー選手権大会の2回戦が行われ、駒沢陸上競技場では堀越(東京A)と宇治山田商(三重)が対戦した。堀越が前半2点、後半7点と大暴れして、9-0の圧倒的勝利を見せつけた。

上写真=谷口昊成のハットトリックなどで堀越が圧勝(写真◎福地和男)

■2025年12月31日 全国高校サッカー選手権2回戦(@東京・駒沢)
堀越 9-0 宇治山田商
得点者:(堀)三鴨奏太2、谷口昊成3、濱岡大世、杉村充樹、髙橋李来、平田 蓮

後半に7ゴール!

 圧巻のゴールラッシュだった。堀越が9度もネットを揺らすゴールラッシュで宇治山田商を寄せ付けなかった。

 先制したのは23分。ペナルティーエリアのライン上、ほぼ中央からのFKで、三鴨奏太が壁の下を通す技ありのシュートをゴール左に決めて勢いに乗った。37分には谷口昊成が右サイドから中央へと斜めに持ち込んでから右足でシュート、左ポストに当てながら転がり込んでリードを広げた。

 前半はこの2点だったが、後半は圧倒的。51分に高橋琉のスルーパスで抜け出した三鴨がGKとの1対1を制して左にかわして流し込み、この日の自身2点目を決めると、55分にはその三鴨のスルーパスで左に出た濱岡大世がゴール右に流し込んだ。

 57分と67分には谷口昊が連続ゴールでハットトリックを完成させた。三田広陽のインターセプトからの裏抜けパスに反応して右から飛び出して流し込めば、髙橋李来が左をロングドリブルで抜けて中央の三鴨につなぎ、さらに右に展開してからニアサイドを抜くフィニッシュを突き刺した。

 さらに69分に杉村充樹が右サイドの角度のないところから右足を振り抜いて決め、75分に佐藤源のロングパスで抜け出した髙橋李が左足で蹴り込み、最後は79分に田中豪のパスで右のスペースに出た平田蓮が右足でゴール左へと送り込んで、期待の1年生の一発でゴールラッシュを締めくくった。

堀越&宇治山田商メンバーリスト


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