第104回全国高校サッカー選手権大会の２回戦、米子北（鳥取）対流通経済大柏（千葉）が12月31日に千葉・フクダ電子アリーナで行なわれた。前回大会準優勝の流通経済大柏は前半に２ゴールを奪い、後半にも１点を追加。3-0の快勝で初戦を突破した。
上写真＝流通経済大柏の14番・古川蒼真が2ゴールを記録（写真◎兼村竜介）
■2025年12月31日 全国高校サッカー選手権2回戦（@フクアリ）
米子北 0‐3 流通経済大柏
得点：（流）古川蒼真２、大藤颯太
完封勝利で好スタート
前回大会準優勝の流通経済大柏と、来年度のプレミアリーグ昇格を決めている米子北。2回戦屈指の好カードは前半からスコアが動いた。15分、流通経済大柏が前線からのプレスで米子北のGK酒井律輝のキックミスを誘い、古川蒼真が無人のゴールへロングシュートを決めて流通経済大柏が先制。2年生の古川は21分にも巧みなドリブル突破から追加点を奪い、前半のうちにリードを広げた。
両チームともにハーフタイムに選手交代を行なって迎えた後半、開始早々の45分に流通経済大柏の大藤颯太がPKを獲得。東京V加入内定の大藤がこれを自ら決めて、流通経済大柏のリードは3点に。その後、米子北はケガで先発を外れていた主砲、妹川将基を投入してゴールを狙うも不発に終わり、流経大柏が完封勝利で好スタートを切った。
