第103回全国高校サッカー選手権大会の3回戦が1月2日に行なわれ、東北学院(宮城)と東海大相模(神奈川)が対戦した。立ち上がりに先制した東海大相模が、前半のうちに追加点を奪って2点をリード。後半も東北学院の反撃を封じつつ1点を加え、初出場でのベスト8進出を果たした。
上写真=東海大相模(黄色と黒)が完封勝利、初出場でベスト8へ(写真◎金子悟)
■2025年1月2日 全国高校サッカー選手権3回戦(@神奈川・等々力)
東北学院 0-3 東海大相模
得点者=(東海)小林晄也、塩田航央、辻将輝
安定した守備で完封勝利
東海大相模は立ち上がりの5分、左からのセンタリングを小林晄也がヘッド。東北学院GK橋本脩礼が触ったボールがクロスバーに当たって下に落ちた際、ゴールラインを割っていたとの判定で先制点を奪った。さらに前半アディショナルタイムの40+1分には、ロングスローを塩田航央がヘッドで決めて2点目を奪う。
東北学院は後半に入って反撃に転じるが、安定した守備ではね返した東海大相模は71分、右からのセンタリングを辻将輝がワントラップから蹴り込み、決定的な3点目。完封勝利で勝ち上がり、初出場でベスト8進出を決めた。