第103回全国高校サッカー選手権大会の2回戦が12月31日に行なわれ、東北学院(宮城)と滝川二(兵庫)が対戦。37大会ぶりの出場で1回戦を突破した東北学院が後半に決勝点を奪い、優勝経験のある滝川二を破って3回戦に進出した。
上写真=東北学院の岡元龍太(9番)が決勝点をマークした東北学院が3回戦進出(写真◎金子悟)
■2024年12月31日 全国高校サッカー選手権2回戦(@神奈川・ニッパツ)
東北学院 1-0 滝川二
得点者:(東)岡元龍太
守護神が好守連発
前半から滝川二が押し気味に試合を進めながらも、なかなかスコアが動かなかったが、0-0で迎えた71分に東北学院が先制。左サイドで得たFKをファーサイドで岡元龍太がヘディングで合わせ、値千金のゴールを奪った。
滝川二は後半アディショナルタイムに入っても猛攻を続けたが、東北学院GK橋本脩礼の好守に阻まれ、最後までゴールを割れなかった。1回戦で42大会ぶりの選手権白星を挙げた東北学院が、勢いそのままに3回戦へと駒を進めた。