上写真=唯一のゴールを奪った長崎総科大附の千葉(17番)
写真◎菅原淳

■2019年1月2日 全国高校サッカー選手権2回戦(埼玉・NACK5)
 浜松開誠館(静岡) 0-1 長崎総科大附(長崎)
 得点者:(長)千葉翼

慌てず騒がずゴールにカギをかける

 序盤から互いに局面で激しいボールの争奪戦を繰り広げた。その中でも浜松開誠館はスペースをうまく突き、選手個々の技術を発揮して相手陣内に進入。前半から何度か相手ゴールに迫った。しかし、鍛え上げられた長崎総科大附の守備陣は慌てず騒がず、そしてゴールも割らせない。機を見て攻めに出てペースを完全に渡すこともなかった。スコアレスで前半を終えて迎えた後半、先制したのは、相手の攻撃をやり過ごした長崎総科大附のほうだった。68分、湘南ベルマーレ内定の鈴木冬一のパスを受けた古堅詩音のクロスに千葉翼が頭を合わせてネットを揺らす。その後も長崎総科大附は自陣のゴールにカギをかけ続け、1-0で試合終了。初出場の浜松開誠館は初戦で敗れ、3年連続出場の長崎総科大附が3回戦進出を決めた。


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