J3のガイナーレ鳥取は6日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、天皇杯の鳥取県代表決定戦が中止されたことを発表。これにより、鳥取県代表チームは昨年度のリーグ戦所属カテゴリーが上位であったガイナーレ鳥取に決まったと発表した。
上写真=天皇杯の本戦出場が決まった鳥取(写真◎J.LEAGUE)
安心安全を最優先に検討
県代表決定戦の中止を決めた鳥取県サッカー協会は、「日本サッカー協会より通知された新型コロナウイルスの対応としての各種事業の原則延期・中止の継続を重く受け止め、また、この数週間の国内の感染拡大の情勢を鑑みて、県サッカー協会とも協議・検討を行った結果、大会を中止することといたしました」と説明した。
なお現時点では、鳥取県内に新型コロナウイルスの感染者は確認されていないが、「選手やチーム・大会関係者等の安心安全を最優先に検討し中止としました。事情をご理解いただきますようお願いいたします」としている。
県代表チームに決定したガイナーレ鳥取は、5月23日または24日にAxisバードスタジアムで開催される天皇杯1回戦で熊本県代表と対戦する予定となっている。