AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)のラウンド16・第1戦が行われ、横浜F・マリノスがアウェーで上海海港(中国)と対戦。リーグステージ最終節(第8節)と同じ顔合わせとなったが、前回同様、敵地に乗り込んだ横浜FMが1−0で上海上港を下し、1週間後にホームで行われる第2戦に向けて大きな勝利を手にした。

上写真=前半30分にアンデルソン・ロペスが先制に成功した(写真◎Getty Images)

■2025年3月4日 ACLEラウンド16第1戦(@浦東)
上海海港 0−1 横浜FM
得点:(横)アンデルソン・ロペス

球際で戦い、体を張って勝利もぎ取る

 30分、敵地に乗り込んだ横浜FMが先制した。右サイド深い位置から松原健がポケットへパスを入れ、走り込んだ植中朝日がクロスを供給。DFにクリアされるが、ボールはファー側で待っていたアンデルソン・ロペスの元へ。キャプテンマークを巻いたストライカーは頭でしっかりボールをとらえ、きっちりネットを揺らした。

 均衡を破った横浜FMはその後も何度かチャンスを迎えたが、2点目を奪えず。一方で攻撃の圧力を増した上海海港に押し込まれるようになり、たびたびピンチを招いた。69分にはカウンターを浴び、右サイドを破られると、リー・シュアイにポスト直撃のシュートを浴びた。

 この場面は象徴的だったが、それでも横浜FMは球際で戦い、自陣ゴール前で体を張るなど、気迫を前面に出してプレーし続けた。その結果、何度か訪れた2点目のチャンスを生かすことはできなかったものの、そのまま試合を終わらせることに成功。第1戦を1−0で終え、敵地から大きな勝利を持ち帰ることになった。


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