【W杯伝説】なぜ1970年のブラジル代表は史上最強と言われるのか?
母国開催の大会でドイツに1-7と大敗し、6度目の優勝を逃したブラジルは今大会、雪辱を誓って最強のチームを作り上げたと言われていた。実際、多くの識者が今大会の優勝候補ナンバー1に挙げていたが、初戦でスイスと引き分け、コスタリカに辛勝。ネイマールの姿にペレを重ね、1970年以来の『最強ブラジル』を夢見た国民は、冷静さを取り戻しつつ、今大会のチームの動向を注視しているという。
1970年のチームはブラジル人にとって、それほど重要な『記憶』ということなのだろう。今回は史上最強と名高い『セレソン1970』を紹介する。
完全優勝を飾ったセレソン1970。クラブで10番を背負うスターが共存するという夢...