【高校・ユース】新境地で躍動する韋駄天~市立船橋・松尾勇佑
上写真=市立船橋では左右両方のサイドバックをこなす松尾
写真◎サッカーマガジン
転機となったのは“裏選手権”
グラスポ(市立船橋が高円宮杯プレミアリーグでホームとする施設)のピッチを疾風のごとく駆け抜ける。小学生時代から快足FWとして鳴らしてきた松尾の持ち前のスピードは、市立船橋の中でも群を抜いている。
昨年度の高円宮杯プレミアリーグEASTでは、2年生ながら16試合に出場。トップやウイングでプレーし、14節清水ユース戦(○2−1)では、途中出場で決勝ゴールをスコアした。
だが、その翌節の大宮ユース戦(○2−1)は前半のみで退くと、その後のラスト3節では出場時間が激減。「前線でプレーして...