大学サッカー界に現れた大型ルーキー~法政大・上田綺世
生粋のシュート職人
総理大臣杯ファイナルでの決勝ゴールは圧巻だった。約25メートルの距離から豪快な右足ボレーでネットを揺らすと、スタジアムからどよめきが起こった。
「あれは感覚。打つと決めていたので、強い気持ちがゴールになったと思う」
試合後、大きな荷物を抱えながら、満面の笑みで会心の一発を振り返った。大会のヒーローもピッチを一歩出れば、1年生の仕事が待っている。チームの荷物を運搬し、後片付けもしっかりこなす。おごりは一切は見えない。
「チームメイトたちがしっかり守ってくれたので、僕はゴールを奪う仕事に専念できた。常にワンチャンスを逃さないようにしていた」
根っからのストライカーのシュー...