上写真=鳥取のホーム開幕戦は0-0で終了し、PK戦で鳥取が競り勝った(写真◎石倉利英)
■2026年3月8日 J2・J3百年構想リーグ第5節(@Axis:観衆3,332人)
鳥取 0-0(PK7-6) 琉球
「素晴らしいとしか言いようがない」
琉球は立ち上がりの7分、DF荒木遼太が中央右寄りのスペースに抜け出してフリーで狙ったが、鳥取GK寺沢優太がセーブ。鳥取も22分にFW星景虎がドリブル突破から右足シュートを放つも、上に外れて決まらない。
鳥取は40分にエリア外中央からMF東條敦輝が右足シュート、琉球DFに当たったボールがゴール左上に飛ぶが琉球GK佐藤久弥が好セーブで防ぐ。42分には左サイドからの折り返しを星が右足で合わせ、琉球の選手に当たったボールがゴール方向に転がったが、琉球DF藤春廣輝がゴールラインぎりぎりでクリアして失点を防いだ。
後半も両チームがゴールに迫るシーンがあるものの、ラストパスがわずかに合わないなど決定機とはならない。終盤は鳥取がセットプレーの機会を多く得てゴールを目指したが、琉球は守備陣が体を張った守りを見せ、最後までスコアが動かず前後半の90分間を終えた。
鳥取は前節、琉球は第1節と第3節に続くPK戦は、どちらも成功が続き、5人目までに決着がつかなかった。だが7人目、先攻の琉球はMF加藤悠馬のキックがクロスバーの上に外れて失敗。鳥取は7人全員が決め、ホーム開幕戦で勝ち点2を得た。
鳥取はレノファ山口FCと対戦した前節も0-0からのPK戦で、5人全員が成功して勝利しており、2試合で延べ12人がすべて成功。現役時代はPKの名手だった鳥取の林健太郎監督はPK戦の順番を「選手に任せた」と明かした上で「迷ったり、自信がなさそうに蹴るのが一番良くないと思ったので、それだけは伝えて、決めたコースに蹴る、決めた自分の形で蹴ることをやってほしいと思っていた。みんな自信を持って蹴ってくれているし、この2試合は素晴らしいとしか言いようがない」とキッカーたちを称えていた。
取材・写真◎石倉利英
▼出場メンバー
・鳥取:GK寺沢優太、DF二階堂正哉、温井駿斗、荒井涼、大嶋春樹、MF東條敦輝、河村匠(69分:小澤秀充)、矢島慎也(81分:清水祐輔)、高柳郁弥(69分:篠田大輝)、FW三木直土、星景虎(81分:吉田伊吹)
・琉球:GK佐藤久弥、DF菊地脩太、藤春廣輝、荒木遼太、船橋勇真、MF茂木駿佑、井堀二昭、池田廉(89分:志慶眞巧洋)、FW石浦大雅(69分:加藤悠馬)、上野瑶介(59分:カル・ジェニングス)、高木大輔(69分:堀内颯人)
