第102回全国高校サッカー選手権大会の準決勝が1月6日に行なわれ、近江(滋賀)と堀越(東京A)が国立競技場で対戦した。立ち上がりに先制した近江がたたみかけ、前半の半ばまでに3-0と大量リード。堀越も後半に反撃に転じ、試合終了間際にPKで1点を返したものの、近江が前半のリードを保って勝ち、初の決勝進出を果たした。

上写真=近江(黄)が堀越に快勝し、3回目の出場で初めての決勝進出(写真◎小山真司)

■2024年1月6日 全国高校サッカー選手権 準決勝(@東京・国立競技場)
近江 3-1 堀越
 得点者:(近)鵜戸瑛士、山門立侑、金山耀太
     (堀)中村健太

前半から攻撃力で圧倒

 近江は11分、カウンターからMF山門立侑がドリブルで運んでシュート、こぼれ球をMF鵜戸瑛士が決めて先制。13分にもエリア内で波状攻撃を見せ、最後は山門が蹴り込んでリードを広げると、22分にはDF金山耀太が続き、前半の半分も過ぎないうちに3-0として主導権を握った。堀越はハーフタイムに2人の選手交代を行なうと攻撃が活性化、攻め込む場面が増えるが、なかなか得点できない。それでも後半終了間際にPKを獲得し、FW中村健太が決めて1点を返したが、近江が3-1で勝って初の決勝進出を果たし、8日に行なわれる決勝で青森山田(青森)と対戦する。


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