ヨーロッパリーグ(EL)準決勝第2レグが現地18日に開催され、セビージャは延長の末にユベントスを下し、決勝進出を決めた。もう1試合はローマが敵地でレバークーゼンと引き分け、2試合合計1−0として決勝進出を決めた。
上写真=同点ゴールを決めたスソ。この一発でセビージャは息を吹き返した(写真◎Getty Images)
最多7回目の優勝へセビージャが前進!
敵地の第1レグを1−1で引き分けていたセビージャはホームの第2レグで先行を許す苦しい展開になった。65分にDFの間をブラホビッチに割られ、チップキックを決められた。
しかしその6分後、ラメラのパスを受けたスソが目の覚めるようなミドルシュートを決めて同点に追いつく。試合は90分で決着がつかず延長戦に突入。すると95分、ブライアン・ヒルの左からのアーリークロスにラメラが飛び込み、ヘディング。鮮やかなゴールを決めてセビージャが勝ち越しに成功した。
試合はそのまま決着。セビージャが2−1と逆転して第2レグを勝ちきり、2試合合計3−2として決勝進出を決めた。延長後半にアクーニャが2枚目のイエローカードを受けて退場となり、決勝に出られないのは痛いが、史上最多7度目の優勝へ向けて見事な戦いぶりで勝ち上がった。
もう一方の準決勝は、レバークーゼンとローマが対戦。ホームの第1レグを1−0で勝利していたローマはロングボールも使いつつシンプルな攻めを展開し、守ってはGKルイ・パトリシオを中心にゴールを閉ざして見えた。結局スコアレスドローに持ち込み、2試合合計1−0として決勝進出を決めた。
この結果、決勝のカードはセビージャ対ローマに決定。5月31日(現地)にハンガリーのプスカシュ・スタジアムで対戦する。