東京五輪の女子サッカーが7月21日に開幕し、なでしこジャパン(日本女子代表)が入る1次リーグE組では、イギリス女子代表とチリ女子代表が対戦。日本の第2戦の相手となるイギリス女子代表が白星スタートを切っている。

上写真=日本の初戦の前に同じ札幌ドームで行なわれた一戦は、イギリス女子代表が勝利(写真◎Getty Images)

■2021年7月21日 サッカー女子1次リーグE組(@札幌ドーム)
イギリス女子 2-0 チリ女子
得点:(イ)エレン・ホワイト2
   (チ)なし

・イギリス女子メンバー◎GKエリー・ローバック、DFルーシー・ブロンズ、ステファニー・ホートン、ミリー・ブライト、レイチェル・デーリー、MFキーラ・ウォルシュ(69分:ソフィー・イングル)、カロライン・ウィア(90分:ジル・スコット)、ジョージア・スタンウェー、キム・リトル(90+2分:エラ・トゥーン)、ローレン・ヘンプ(69分:ニキタ・パリス)、FWエレン・ホワイト

・チリ女子メンバー◎GKクリスティアネ・エンドレル、DFナヤデト・ロペス(81分:ロサリオ・バルマセダ)、ダニエラ・パルド、カルラ・ゲレロ、カミラ・サエス、MFカレン・アラヤ、ダニエラ・サモラ、フランシスカ・ララ、ジェセニア・ロペス(70分:マリア・マルドネス)、FWマリアホセ・ウルティア、ヤナラ・アエド(78分:イエニー・アクナ)

エースのホワイトが2得点

 2019年女子ワールドカップ4位のイングランド女子代表を中心に構成されたイギリス女子代表が、立ち上がりから五輪初出場のチリ女子代表を押し込む展開。17分には右からのセンタリングをMFヘンプがファーサイドで競り合って折り返し、FWホワイトが蹴り込んで早くも均衡を破った。

 その後はチリ女子代表も粘り強く守って追加点を与えず、セットプレーなど少ないチャンスでチャンスをうかがった。しかし後半、さらに圧力を強めたイギリス女子代表は、72分にDFブロンズのセンタリングを、FWホワイトが鮮やかな右足ボレーでたたき込んで追加点。エースストライカーが2得点を挙げる活躍を見せて2-0で勝ち、なでしこジャパンにとっても難しい相手となることを印象付ける完封勝利を収めた。


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