1月11日に幕を閉じた高校選手権では、高校サッカーの集大成となる3年生だけでなく、新チームを引っ張る存在となりそうな1、2年生の活躍も光った。今後が楽しみな期待のヤングガンズを紹介しよう。
上写真=2年続けて決勝で敗れた青森山田の松木。1年後に日本一なるか(写真◎BBM)
雪辱を期す2年生エース
松木 玖生 2年/MF 青森山田(青森)
優れた技術、左足から繰り出す正確で力強いキックを武器に、中盤の一角で青森山田の攻撃をリード。2年続けて大会初戦で先制点を決めるなど、勝負強さも光った2年生エースだ。決勝では決定機を決められず、昨年度に続く準優勝。新チームで『三度目の正直』を目指す。
中盤の底で攻守に躍動
谷口 航大 2年/MF 山梨学院(山梨)
中盤の底で堅実な守備を見せると同時に、攻撃の組み立てでも貢献したボランチ。決勝ではタイミング良く前線のスペースに飛び出してパスを受け、正確につないで流れを引き寄せる先制点をアシスト。PK戦では4人目のキッカーとして登場、日本一へのキックを決めた。
攻撃を循環させた1年生
廣井 蘭人 1年/MF 帝京長岡(新潟)
個人技とパスワークが持ち味のチームで、巧みな位置取りからパスを引き出し、的確につないで攻撃を循環させた。2回戦で逆転ゴールを決めると、3回戦では逆転ゴールをアシスト。残り2年間で2年連続ベスト4のチームを引っ張り、壁を破ることに挑戦する。
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