1月11日に幕を閉じた高校選手権。コロナ禍にあっても、高校サッカー最高の晴れ舞台の価値と、選手たちの躍動感あふれるプレーは変わらなかった。輝きを放った選手たちの一部を、2回に分けて紹介する。

上写真=11年ぶり2回目の日本一に輝いた山梨学院のGK熊倉(写真◎BBM)

好セーブ連発で優勝に導く

画像: 好セーブ連発で優勝に導く

熊倉 匠 3年/GK 山梨学院(山梨)

 181センチのサイズはGKでは小柄とも言えるが、躍動感あふれるセービングで多くのピンチを防ぎ、優勝の立役者の一人に。PK戦での活躍は特に際立ち、3回戦と決勝で1人、準決勝では2人を止めてチームを勝利に導いた。

突破とフィニッシュで得点王に

画像: 突破とフィニッシュで得点王に

安斎 颯馬 3年/MF 青森山田(青森)

 鋭いドリブル突破と左右両足でのフィニッシュで5得点を挙げ、大会得点王に輝いた。準決勝の先制点、決勝での逆転ゴールなど勝負強さも特筆される。決勝のPK戦では止められたものの、青森山田の得点源として結果を残した。

若いチームを引っ張った主将

画像: 若いチームを引っ張った主将

川上 航立 3年/MF 帝京長岡(新潟)

 2年連続のベスト4進出を果たしたチームで、数少ない昨年度の経験者。ボランチに入り、ボール奪取やパスワークなど攻守両面で光るプレーを見せた。主将として下級生が多いチームを声でも引っ張ったリーダーだ。

※このほかのヒーローはアルバムで紹介!


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