1月3日に行われた全国高校サッカー選手権2020の3回戦では、帝京大可児(岐阜)が強豪の青森山田(青森)に挑む一戦が行われた。帝京大可児が先制したものの、そこから青森山田が4ゴール。4-2で勝利を収めて準々決勝に進出した。

上写真=先制されても焦らずに勝ちに持っていくのが青森山田の強さだ(写真◎福地和男)

■2021年1月3日 全国高校サッカー選手権3回戦(@東京・駒沢)
青森山田 4-2 帝京大可児
得点者:(青)藤原優大2、松木玖生、秋元琉星
    (帝)三品直哉、大森涼

帝京大可児のパスワークは見ごたえあり

 先制したのは帝京大可児だった。開始7分(40分ハーフ)に三品直哉が左足を振って放ったシュートが右ポストに当たってゴールに転がり込んだ。しかし青森山田は左からの内田陽介のロングスローから連続3ゴール。13分に藤原優大が、39分に松木玖生が、60分に秋元琉星が決めて逆転に成功した。帝京大可児も62分に遠藤颯が左サイドを抜け出して中央で大森涼が決めて追いすがるが、76分に青森山田は藤原がPKを決めて突き放した。


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